シリーズ【投資家が語る】第1回 「投資家が語る銀英伝」
シリーズでお送りする【投資家が語る】
第1回目の今日は「投資家が語る銀英伝」と題して投資初心者に銀英伝を語っていただきます。
よろしくお願いします。
はじめに銀英伝とは?
あ、そうですよね、まずは銀英伝の説明からですね。
Wikipediaによると
『銀河英雄伝説』(ぎんがえいゆうでんせつ)は、田中芳樹によるSF小説。また、これを原作とするアニメ、漫画、コンピューターゲーム、朗読、オーディオブック等の関連作品。略称は『銀英伝』(ぎんえいでん)。原作は累計発行部数が1500万部を超える[1]ベストセラー小説である。1982年から2019年1月までに複数の版で刊行され、発行部数を伸ばし続けている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%80%E6%B2%B3%E8%8B%B1%E9%9B%84%E4%BC%9D%E8%AA%AC
今から40年近く前に発表された小説ですからあまり知られていないのも無理ありません。
ジャンルでいうと、SF、スペースオペラ、戦記物、群像劇、イデオロギーの対立などなど、ひとくくりで言えないスケールの大きさも魅力の一つですね。
いまの簡単な説明だけでも、男の子の好きなテーマが盛りだくさんなのは想像していただけるのではないでしょうか。
銀英伝とのファーストコンタクトは?
銀英伝との出会いは、けっこう昔ですね。
学生時代、本屋さんで手に取ったのが多分最初の出会いだと思います。
全10冊の作品ですが、1冊でもかなりボリュームがあるんです。
それを試験期間中に読み始めたものだから、そりゃもうたいへんなテスト結果になりましたね。
えぇ、それでもテストが全然気にならないほど面白かったんですよ。
最初のエピソード「アスターテ会戦」からして今まで読んだことのない展開なんです。
3方から囲む艦隊に対し、半分の勢力の1個艦隊が対戦する…
どう考えても総勢力が多い方が勝つに決まっているでしょう…と思うのに、そうじゃないんです。
宇宙戦艦ヤマトや、その他のアニメでは最後は主人公が勝ち進むというご都合主義じゃない、理論に基づいた戦争。
戦国時代ものや三国志、男の子の大好きな要素があふれかえっています。
え? 女の子にはまったくわからないですか?
好きなエピソードは?
ん~、難しいですね。
最後に読んでからずいぶん時間が経って、かなり忘れた部分はあるんですが
ラインハルトとキルヒアイスの友情
ミッターマイヤーとロイエンタールの関係性
ラインハルトと臣下の謀反
ヤンウェンリーの説く自由の尊さ
ヨブトリューニヒトのいやらしさ
地球教の狂信的な怖さ
そのあたり、時間が経っても覚えてますね。
あ、一つはっきり覚えてるのがヤンの幕僚ムライのエピソードです。
理由あって心ならずも元いたところから離れるのですが、自由の身になり戻れるようになっても
一度の忠義を曲げたことを恥じ、二度の忠義は曲げないと筋を通すんですね。
「もどったらいいじゃない」と当時の私は思ったものです。これが大人の頭の固さなんだよと思ってました。
それがですね、最近この歳になってムライの気持ちがよくわかるんですよ。
目先の利害じゃない、自分らしさのため、曲げてはいけない筋って確かにあるんだなと。
いろんなところ曲げて曲げてぶれてばかりの人生でも、生きていくために曲げてはいけないことは確かにあると気付いたんです。
たぶん、ムライのエピソードはそういうところで自分らしく生きるために役立ってるように思います。
これが一番のエピソードと言うのはマイナーな意見でしょうね。
銀英伝から学んだことは?
さきほどのムライのエピソードもそうですが、私の人生に深く入り込んでますね、この銀英伝という作品は。
まず、銀英伝からいろんな言葉を覚えました。
「戦術」と「戦略」その違い
「各個撃破」「波状攻撃」「第一波・第二波」
「兵站」の重要性
えぇ、このあたり実社会ではまったく何の役にも立たない知識ですね。
優れた独裁国家と腐敗した民主共和国家、果たしてどちらが良いのだろうか。
そんな思想的な疑問を胸に、親元を離れる時もこの本だけは持ち出しましたね。
銀英伝のメディア展開 ゲーム
そうそう、そうですよね、銀英伝を読むと絶対自分で艦隊を動かしてみたくなりますよね。
私もご多分に漏れず銀英伝のゲームで遊びました。
自由惑星同盟が好きで選びましたが、相手の銀河帝国軍の強いこと。
帝国軍に優秀な提督がずらりとそろっているのは原作通り。
同盟軍の貧弱なこと。
使える提督はアッテンボローくらい。
それ以外、記憶に残っていません。
銀英伝のメディア展開 アニメ
あとは、銀英伝のアニメ化ですね。
旧版の方です。
これも一時期熱中しました。
いくつか見ましたが、壮大なスケールですごい贅沢な声優陣を使い、作り手のこだわりを感じましたが、途中から追いきれなくなりました。
ヤンウェンリー役 富山敬さん
オーベルシュタイン役 塩沢兼人さん
このお二人の声がすごくキャラクターに合っていて大好きだったのですが。
多くの声優さんが他界されました。
そして、今年から新しいアニメ化が放送されはじめたんですよね。
結婚して、子どもが生まれて、もう夢や空想の世界は追わない、卒業しようときっぱり捨てた世界だったはずなのに。
今の映像技術でアニメ化された銀英伝の世界。
あっ
一目見て舞い戻ってしまいました。
子どもに「ねえ、これおもしろいの?」と言われるのはかなり恥ずかしいです。
最後に、投資家にとって銀英伝とは?
ええ、そうですね、一見すると接点はないように見えますよね?
そうです、接点がないので、なんとか投資の世界とちょっとでも関連がないか必死で頭働かせているんですけれど…
はい、浮かびました。
投資家にとって銀英伝とは
新型コロナウイルスに対する戦いに際し、人類がこれを軍事的観点から勝利を収める戦いを目指しつつも、ヤンウェンリー的見地から負けない戦いで被害を最小におさめ、コロナウイルスとの和睦後は広く経済活動を発展させ… 風が吹けば思考です。
人が生きることを戦いに例えることは有用です。
誰かより一歩でも先に立つ、という競争目的ではありません。
ただ自分が経済的に自由になるために、経済を相手にする戦いです。
何事も、「勝つ」ではなく「負けない」ことが大事です。
コメント