初心者投資家ならではの「はじめて」をこれまでご報告してきましたが、今回ははじめての「売却」です。
はじめての売却 投資信託を1銘柄売りました
インデックス投資のセオリーは「売却厳禁」
インデックス投資を学んでもうすぐ1年になります。
解説本で言われているのが、指標と連動する投資信託を買い、絶対に売らない。
これを基本とするよう言われています。
そのあたりは重々承知しているのですが、いろいろ考えた上での売却です。
まずは、お試しで買った初期の投資信託のうち、まったく買い増ししていない銘柄があります。
「先進国債券」
「新興国株式」
「新興国債券」
このうち「先進国債券」は値動きの勉強になりましたし、将来的に資産を移すつもりもあり、キープ確定です。
残り「新興国」コンビはいまいち値動きも小さくあまり持っている意味がないかと最近思うようになりました。
さらに、将来的に値上がりするだろうと思えるものに投資することを基本とするなら私的に「新興国」は不適と思うようになりました。
ちょうど、コロナ第1波ショックからの急回復で黒字転換しているのもあり、より必要性の薄い「新興国債券」を売ることにしました。
「売却」と「購入」を同時にする、要は「スイッチング」です
ただ黒字だから売る、ではなんの発展性もないことは私でもわかります。
黒字ならずっと持ち続けてさらなる含み益のアップを待てばいいのですから。
売却と同時に他の物を買います。
何を買うかというと、いま安いけれど将来的に値上がりしそうな銘柄です。
そうです、うってつけのものがあります。
コロナの影響を受けて現在15%の含み損をかかえている「J-リート」
短期間では上昇は見込めないものの、何年かしてコロナが収束し、日本に活気がもどった時には不動産が値上がりする時が必ず来ます。
「J-リート」の出番はいつか来ます。
そして、記録的な安値になっている今が絶好の買い場だと思っています。
みんなが必要としていないものに付加価値を付け、交換のたび少しずつ少しずつ価値を増やす。
わらしべ長者です。
もちろん、投資初心者のたわごとですから、みなさんあまり本気になさらないようお願いします。
米国ETFに全力投球しているので、投資信託で数万円くらいは気楽にお遊びしてみようかと思った次第です。
実際の取引
「新興国債券」
2019年7・8月に42,500円で購入
含み益のピークは3,333円
コロナショックでは最大含み損4,044円
それが6月の急回復で含み益1,000円まで達したので、このタイミングで売却
拍子抜けするくらい簡単ですね。
一日遅れで約定され、利益は593円になりました。
かなり値動き激しめです。
そこから税金(20.315%)が引かれ手取りは474円です。
この手間だけで、売買の繰り返しで利益をあげるたいへんさが分かります。
私には無理です。
売却と同時に同程度の金額で新たに「J-リート」に買い注文をいれます。
これが「スイッチング」ですね。
コロナが終わる頃、大きく花開いてくれるのをじっと待つことにします。
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