ヤフオクで売ってみた ヤフオク日記

投資体験記

昔から家の不用品を売るのにヤフーオークションを利用してきた。

半分遊び、半分お金もうけといったスタンスで。

一時期、ゲーム売買で食べていこうとのめりこんだのもいい思い出だ。

ヤフオクでゲーム機の売買をしたら儲かるのか? 副業探し【迷走編】
危機感にかられた人間は時に予想もつかない行動をとることがあります 苦労なくしてお金は稼げません。

では過去のヤフオク取引をいくつか紹介しよう。

ヤフオクで売ってみた ヤフオク日記

〇月〇日 アイドルテレカ

テレホンカード・図書カードなど金券関係はわりと売れる商品だ。

アニメ、映画、特にアイドル系のカードは確実に高く売れる。

今回出品したのは「蒲池幸子」さんのテレカ。

蒲池さん?

すみません。ちょっと存じ上げないのですが。

きれいなモデルさんだということは一目でわかる。

いくらで売ろうか。

ヤフオクをはじめた頃は過去相場を調べることを知らず、適当に値段を付けていた。

適当な値付けでも最終的に適正価格まで落札価格が釣りあがるのがオークションのいいところ。

売れ残れば、スタート価格を下げて再出品するだけだ。

この水着モデル蒲池さんのテレカ 1,000円からスタート!

いくつものアイドル商品の中、このテレカに入札が入る。

と、またたく間に入札が殺到し価格がすごいスピードで上がっていく。

お? なんだ?

最後まで数人によるデッドヒートが続き、あれよあれよという間に落札締め切り時間が終わる。

最終的な落札価格 2万数千円

え! そんなに?

その後ちゃんと調べてみると

蒲池幸子はZARDの坂井泉水さんの本名で芸能活動初期に名乗っていたとのこと。

そんなレアな時期の坂井泉水さんのテレカなら、高額落札も当然か。

狙った訳ではなく、たまたま手に入った商品なだけだったが。

たまにラッキーに遭遇する。

〇月〇日 こどものおもちゃ

世の常にもれず、うちでもテレビの戦隊ヒーロー、ライダー、魔法変身グッズ関連のおもちゃがあふれていた。

そうそう高いおもちゃは買ってあげられないが、一年に一度くらいなら…

サンタさんという名のこどもの夢の代弁者に大人はそうそう逆らえるものではない。

一年ごとに新しい番組に変わるというのに、クリスマスにデラックス合体セットを売りながら翌々月には番組終了とはいったいどういう了見だーーー!

あんなに苦労して手に入れたおもちゃが新番組が始まってからおもちゃ売り場の片隅でお買い得品という名の見切り処分されるのを見るこの寂寥感はいかばかりか。

毎年繰り返される、世のお父さん・お母さんたちの歯がゆい思いはこの日本の商習慣であり歴史である。

そして、おもちゃがやってきて熱病のように遊びたおされやがて見向きもされなくなるのも事実である。

興味が移り変わるのはこどもに限らない人間の摂理であり、忘れ去られるおもちゃが増えてゆく。

このおもちゃたちをどうしたらいいのか?

こどもの許可をもらいヤフオクで売ることにした。

もう、いくつ売っただろう。数えきれないくらいの数だ。

その中で少しでも高く売る秘訣がわかるようになった。

●購入時の外箱、説明書はきれいに保管しておく

●付属品はすべてそろっている

●キズはない方がいいが、あれば正直に説明しておく

●購入時の宣伝文句(キャッチコピー)を商品説明に添える。「あのデラックス6体合体セットが…」

買う側の立場になれば当然といえることばかりだろう。

購入価格を超えることはないが、だいたい定価の3割くらいで落札してもらえれば良しとしよう。

おもちゃは天下のまわりもの。

〇月〇日 ノベルティグッズ

ポイントシールを集めてステキなグッズをもらおう!など

パン会社、ハンバーガーなどファストフード、ビール・飲料会社、銀行などがキャンペーンやボーナス時期に配るのがノベルティグッズである。

食器、メモ帳、文具、貯金箱、ひざ掛けなどなど、企業のネームが入った品々だ。

そういったものでも未使用だと売れる。

しかし、しょせん「おまけ」なので高く売れても数百円、安いものだと数十円である。

数十円の売り上げだと、はっきり言ってただ働きみたいなものだが、ヤフオクを始めた頃は売れることが楽しくて、評価が増えることがうれしくて、金額関係なくあるだけ出品していた。

遊びでやっていたからできたこと。

今はこういったものの出品は気力がなくなりできなくなった。

〇月〇日 ブランド品

ルイヴィトン、エルメス、ティファニー、ウェッジウッドなど。

ブランディングが確立された商品はそれだけでノーブランド品の何倍も価値がある。

バカラのペアグラスを出品

1万5千円で売れる。

高く売れるのも、高い定価があり、企業が価格維持に努めるから。

私は食器に関しては、日常で使うものだし、逆にブランド品でない方が気が楽。

よく食器を割る、そそっかしいところもあるため。

ブランド品は贈答でいただいたものでなければ自分で買うことはないだろう。

〇月〇日 電気製品

電気製品なら、ソニー、パナソニック

光学製品なら、ニコン、キャノン

どの製品分野でも一流メーカーの商品は必ず高く売れる、ということに気付いた。

もちろん、同じ会社の製品でも売れ筋か否かによって多少の変動はあるが、一流メーカーの商品はおおむね高く取引される。

パナソニックの4年落ち炊飯器を出品した。

もちろん、4年間使った使用品である。

通常、炊飯器など口に入る製品はほとんど無価値になるのだが…

最終的に7,000円で売れた。

高級家電だったという理由もあるが、さすがに落札してくれる人がいたことに驚いた。

ここで初めて、購入価格が高くても手放す時に高く売れるなら、その差額で物の価値を判断すればいいということに気付いた。

数年前の話である。

最近、リベラルアーツ大学の両さんが発信していたリセールバリューはそれと同じ考え方だと知り、うれしかった。

【漫画】失敗する買い物・成功する買い物 〜買い物の満足度が上がる魔法の考え方〜【マンガ動画】

この考え方をクルマやマイホーム、それに不動産にまで広げて考えることまでは思いが至らなかった。

リセールバリュー。再販時の価値。

ただ倹約するだけじゃない、お金をかしこく使うための考え方。

〇月〇日 書籍全集

書籍とは言うものの、私にとってほぼマンガの全巻セット。

もともと、中古のマンガ本は安いので全集セットで買っても割安価格である。

それを買って十分楽しんでからまた同じヤフオクに出品する。

すると不思議なことに、買った時より売った値段の方が高くなる時がある。

マンガを読んで楽しんで、さらにお金がもらえるなんて。

終わりに

ただ遊ぶだけでなく勉強だと思えば、人生につながる知識を得ることができる。

私にとってヤフオクはそんな場所です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました