新聞投稿のコツ 投書が掲載されたら謝礼をもらえる? 副業探し【息抜き編】
先日、新聞に投稿しました。
投稿って、どういう流れなの?
謝礼は現金? いくらくらい?
これで生計が立てられるの?
あまり知られていない世界ですよね。
結論から申しますと、おこずかい程度です。
副業として成立するのは難しいかと…
では、くわしく見ていきましょう。
毎日新聞の読者欄に投稿
新聞には読者の投書を掲載するページがあります。
一市民がそれぞれ思う政治・経済・社会などに対する意見や、身の回りの出来事、ひとの優しさ・世相のつらさなど、世代をこえて幅広い思いが掲載されるコーナーです。
新聞各社にそれぞれ読者コーナーはありますが、毎日新聞の場合は「みんなの広場」という名称です。
応募要項はこちら
みんなの広場投稿募集
本文400文字程度。
住所、氏名、年齢、職業(元職も可)、電話番号(携帯番号も)を明記し
毎日新聞各本社・支社(住所は1面題字下)「みんなの広場」係へ
ファクスは03-3212-0825
ホームページでの投稿受け付けは<https://mainichi.jp/contribution/>から
匿名、二重投稿はご遠慮ください。
出典:毎日新聞
私は自分の体験した出来事がずっと頭にあって、ちょっとこれは広くみんなに知ってもらいたい、という気持ちになったんです。
その気持ちを頭の中で文章にしてまとめていくと、これならひと様に読んでもらってもだいじょうぶかなと思える形にまとまり
あとは、それを発表する場が新聞にあることを思い出し、新聞社のホームページを開いて、一気に書き込みました。
新聞投稿のコツ
下書きはしませんでした。
400字といえば原稿用紙1枚分くらいですので、だいたい頭の中だけでできます。
大事なのは思いついてから書くまでの素早さ
そして、もうひとつ大事なのが
伝えたい、誰かにこの思いを知って欲しい、という熱い思いです。
そもそも、熱い思いがなければ投稿しようとまでなりませんよね。
最後に文章を見直し誤字脱字を点検したら送信ボタンをポチッ!
掲載されることを願い、後は待つのみです。
新聞投稿を選ぶ意味
いまの時代、世間に個人の意見を発信する手段はSNSでいくらでもあります。
ツイッター、インスタ、ブログ、ホームページ、ネット記事のコメント欄
それでも、新聞への投稿欄が有効なのはオールドメディアとして質の高い記事を載せる信頼性があるからです。
ネットには即時性では敵いませんが、ネットの情報は半信半疑で読まれることも含まれるのに対し
新聞には時間をかけて紙面を作る分、新聞が報道するなら間違いはないだろう、そう思わせる記事の安定性と信頼があります。
それにネットでニュースを読む人たちと新聞購読者では人の層が違います。
ネットを使いこなす比較的若い世代を中心としたひとたちと、古くから紙の活字に親しみを持つ少し上の世代のひとたち。
どちらが良い悪いではなく、お互いあまり耳にしない意見を互いに交流させることが聞く人にとって情報の目新しさにつながるところがあると思っています。
採用通知
ホームページでの投稿から10日後に電話がかかりました。
「毎日新聞です。投稿ありがとうございます。〇日に掲載です」
用件だけを手短に伝えるあたり、忙しい職場なのだろうと思いました。
丁重にお礼を伝えて、掲載日を待ちます。
新聞に掲載
新聞に自分の名前があると気恥ずかしいものですね。
家族にだけ新聞を見せました。
あちこち伝えるほど神経が太くないもので。
具体的な内容は控えますが、この思い広く伝わるといいな。
謝礼が届く
投稿したことを忘れるくらい時間が経ったころ、新聞社から封筒が届きました。
それがこちら

中はお礼の文書

そして、謝礼です

1,000円の図書カードが2枚
2,000円の収入になりました。
うれしいですが、これで食べていくなど到底不可能な金額です。
それに、何回も載るようなものじゃありませんし、今回は思いを伝えられたという満足感で十分です。
ありがたく頂戴します。
大好きな本を久しぶりに買おう。
リベ大の両さんが書いた本もいいですね。
余談
新聞社は言葉の使い方が厳しく決まっているそうです。
漢字、言い回し、てにおは、句読点。
そんな「ことばのプロ」にチェックされた私の投稿文、文字の省略、言い回しの変更の末
自分が書いた文章とちょっと違う、違和感あふれる文章になってました。
もちろん、きれいな文章になっていましたよ。でも…
あ~、なんか違う~
私の元の文章がへたっぴだったようです。すみません。
副業探しの旅はつづく
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