収入を増やすため副業を探す道のり。わたしなりに頑張ったのがこれでした

きょうはそこから始まったお話です。
電気製品修理?スマホ修理? 副業探し【妄想編】
ゲーム機の売買を繰り返す中で、故障品に出会う確率はかなりありました。
原価の安いジャンク品を競り落とすのですから当然のことです。
「液晶画面にひびが入っている」「十字キーが反応しない」「ジョイスティックが勝手に動く」「画面がうつらない」果ては「電源ケーブルをつないでも起動しない」「ボタンが欠落」などなど。
ゲーム好きなら直せるんでしょうって?
いえいえとんでもない。まったく修理スキルは持ち合わせていません。
そんなわたしがジャンク品を承知で落札したのは、YouTubeで修理動画を見て勉強したからです。
先人たちの知恵が集まるYouTubeには本当に助けられました。
昔なら弟子入りして何年も奉公してたのが今ならあっという間にノウハウもコツも身に付きます。
しかも無料で。便利な世の中になりました。
すき間に息を吹きかけ、つまようじでひっかくだけの素人修理動画から、芸術的な職人修理動画までさまざまですけれど。
やがて、見ているうちに分かるようになります。自分に合うタイプの修理法が。それを突き詰めていくと特定の配信者さんに集中していることに気づきます。
それをきっかけに、その修理配信者さんの過去の動画を深くさかのぼり、実は脱サラして修理のお店を持ち年収が何倍にも増えたという話を知りました。
これはわたしにもできるだろうか?
妄想その1 電気製品修理店を開く?
基本的に電気製品はメーカーが修理をしますが、なかには安く修理したい、メーカーの修理対応期限を過ぎてしまっている、など特殊な事情から専門の修理会社が活躍することになります。
ニーズがある割りに修理会社は少ないようで、修理の腕前さえあれば商売成功の見込みがありそうです。
いい。こういう職人技の光るお店を開く、いいなあ、あこがれます。
しかし
ゲーム機の修理をする中で分かりました。
ゲジゲジのように、何十本も配線をのばす電子回路はよく見かけますよね。
その1本1本をはんだごてで外し、正常な部品に取り換え、また1本1本取り付ける…
動画で見ている分には芸術的な手さばきを感心するだけですが、自分がやるとなると..
老眼には無理だ…
妄想その2 スマホ修理店ならどう?
YouTubeでゲーム機の修理動画ばかり見ていると、お気に入りのように思われるようです。
YouTubeからサジェスチョンで、どんどんほかの修理動画を提案されます。
勉強のためにと見はじめると、ここにも知らない世界が広がっています。
メーカーに依頼すると高価なスマホのバッテリー交換ですが、ネットでは修理キットが販売され素人でも簡単にできるようです。
利ザヤは数千円。これは儲かりそう。
そう思いましたが、例の修理動画配信者さんいわく、儲かるとわかってどんどん参入が相次ぎいまは過当競争で昔ほどもうからなくなった、らしいです。
そして、やはりここでも同じ理由、老眼が…
熱意が消え、もう無理だ
ほかにも家電、PC、カメラなどの名人級の修理動画を見ていたのですが、だんだん疑問がわいてきたんです。
修理ってなんだろう
壊れた物をまた使えるよう直すこと。基本はそういうことですよね。
また使いたいから直す、これがわたしの理解する修理の本質なのに
「修理という名の分解愛好者」「経済的に理解できない修理」「修理という仕事に生きがいを感じられるだろうか」「修理をすることを楽しめるだろうか」
一度疑問が持ち上がってしまうと、もうモチベーションが維持できませんでした。
ゲーム機売買についても、一度中断することにしました。
2019年6月
ちょうどそこへ世間を騒がせた老後の年金2000万問題が出たのです。
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