【2020年8月前半】米国ETF VIGを売却してQQQに買い替えました

投資体験記

【2020年8月前半】米国ETF VIGを売却してQQQに買い替えました

8月第1週 VIG 629株をすべて売却

前月までのVIG取得単価は円換算で8,114,100円

今年2月から買い付けはじめたので保有期間は6か月余り

VIG 売却 123.32ドル × 629株 = 77,568.28ドル

日本円に換算すると

77,568.28ドル → 8,154,753円

ー8,114,100円(取得単価)

ー2,312円(証券会社の手数料22ドル)

ー7,788円(所得税・住民税20.315%)

これらを差し引いて

売却益は 30,553円 になりました。

利回りは0.38%

売却代金は米ドルで口座に入るため、円表示は参考です。

同週 QQQ 429株を買い付け

VIGを売却しても、代金が入金されるまで時間のラグがあります。

そのため、出来るだけVIG売却とQQQ購入が同じタイミングになるよう手持ちの現金もいくらか投入して、完了まで数日かかりました。

前月までの保有株数 207株

今回買い付け 429株

合計 636株

QQQ 累計投資金額は 17,824,536円になりました。

解説

米国ETFを買い替えました。

つい最近までこういう事になるとは思ってもいなかったのですが、いろいろ考えることがあり実行しました。

投資に関してはまだまだ勉強中ですが、こういったスパッと決断する行動力はそれなりに備わっています。

ときどき、頭を抱える事態になりますが、後悔はしません。

「前向き」「進取の精神」という希望の力が、ワナ体質の「学習しない」「懲りない」に打ち克つ日を信じてやみません。

VOOとVIGを比較して、VIG要らないと思い始める

まず、VIGについて。

購入検討段階ではVOOを若干上回るパフォーマンスを見せ、「連続増配」を旗印に株式ショック時の回復系僧侶的役回りを期待して導入に踏み切ったのですが。

半年経過して、あらためて振り返ってみると、コロナショックにはまるで無力でした。

いえ、VOOよりやや下回るパフォーマンスなのでまったくダメという訳じゃないのですが、期待したほど安定感がないんですね。

主人公から手当てされる白魔導士のような展開。

VOOと比較してみると…

配当率 VOO 1.88% VIG 1.90% ほぼ変わらず

経費率 VOO 0.03% VIG 0.06% VOOが若干有利

過去一年の総収益率 VOO 9.3% VIG 5.9%

GAFAM保有率 VOO 20.12% VIG 4.28%

このあたりがパフォーマンス的にVOOが高い理由になるのでしょう。

私も高配当の分配金がもらえる嬉しさは十分わかるようになったので、連続増配株を集めたETF・VIGに魅力を感じてはいたのですが

S&P500を下回るデータを目にすると、VIGってVOOで代用できるかもと思いはじめます。

それで、先日の記事に結びついていく訳です

投資方針変えます! VOO・QQQ・VIGの比率を変更 QQQに集中投資
コロナショックをきっかけに投資のダイナミックを知りました。それを踏まえて今回、第2波を前に投資方針を変更します。VOO/QQQ/VIGの比率を変更して、QQQへ集中します。

VIGを見切り、QQQに乗り換え

初めはVIGを全部売るまでは考えてなかったのですが、QQQの成績を同時に知って、考えが変わっていきます。

その時、目にしたSNSの書き込みにも背中を押されました

Slim先進国はリタイアのための資産ですが、早期リタイアのためには微妙

スリム先進国はVOOとはまったく別物ですが、意味することは十分伝わります。

インデックス投資を始めてコツコツと長期にわたって運用していこう! そう思ったはずなのに

ゴールの遠さに心がくじけそうになり、距離を縮めたい、速い乗り物に乗っていきたいと欲が出てしまうのです。

含み損つづきだったVIGが含み益に転じたのも、いいきっかけになりました。

よし! VIG売ろう! 全額売ろう!

VIGを売った後の、全額をQQQに振り向ける危うさについては一瞬考えました。

それでも、「VOO」だけでなく「スリム米国株式」も同じS&P500系と考えると、QQQに全振りしても全資産に占めるポートフォリオのトップは「VOO・スリム米国株式」チームで変わりません。

QQQが過大とは言えないという結論に至りました。

成長している、伸びているものに投資をすること。

とても素直で当たり前な投資戦略です。

流れに乗ってみればいいんです。

人間の進歩を信じて。

QQQが暴落する可能性

QQQの良いところは決してはやりのITセクターを集めたETFという訳ではなく、アメリカの新興市場「ナスダック」の金融を除くトップ100社を指数に取り入れているところです。

経済が移り変わり、IT時代の隆盛が終わったとしても、それに代わる有力企業が現れ、QQQに採用されていくという柔軟な枠組みが希望を与えてくれます。

そうは言っても、不測の事態を想定することは無益ではありません。

IT・コンピュータを主力とする経済が立ち行かなくなる事故・災害はあるのでしょうか。

・テロ 

どこかでテロが起こっても、世界の中枢たる国の主要施設が破壊されても、即座にバックアップが働いて情報網は復活するでしょう。

そもそも、インターネットシステムのはじまりはアメリカ軍が開発したもので、自国が攻撃を受けても情報システムの分散により被害を防ぐというもの。

テロ攻撃では世界のITはびくともしません。

化学剤,生物剤,放射線・核,爆弾 CBRNEテロ・災害対処ポケットブック

・戦争

世界規模の戦争で世界中に核が爆発する事態。これならITは回復不能になるでしょうが、同時に人類も生きてはいけないでしょう。

あくまで全世界を巻き込む戦争では不可避なだけで、国同士の戦争なら大丈夫でしょう。

・未知の病原菌

いまのコロナウィルスと同じく、人類の前には何度も致死性の病気は現れるでしょう。

それが、影響が人体に留まる限り、機械に感染するものでないなら、心配ありません。

コンピュータウイルスが逆に脅威ですね。

・太陽黒点

黒点とは太陽表面にある黒い点に見える部分。この黒点には磁場が発生し、オーロラという美しい自然現象から、通信障害という悪い影響まで起こします。

これに関しても、地球が壊滅するほどのことは、ないでしょう。

宇宙災害:太陽と共に生きるということ (DOJIN選書)

・ラジェンドラがフルパワーでCDSを放射する

架空の作品世界の話です。どうぞお聞き流しください。

敵は海賊・海賊の敵 (ハヤカワ文庫JA)

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