ウェルスナビ #3 やめることを決めた2つの理由
ウェルスナビに資産運用をまかせながら、平行して投資信託デビューをはたしました。
解約の理由その1 コスト意識を高く持つマインド改革の結果 手数料が高い
投資信託デビューの一環で、勉強のためたくさんのブログ・YouTubeを見てまわっています。
そこで最近おおいに生き方を教えられているのがYouTube「リベラルアーツ大学」で動画配信されている両学長です。
両学長の動画でロボアドバイザーのことが触れられていたのですが、ロボアドはコストの点でおすすめできない、というふうに発言されていました。
わたしの運用するウェルスナビの場合、手数料は預かり資産の年率1.0%(税別)です。両学長曰く、手数料は1%を超えると高いんだそうです。
わたしも最初はたかだか1%でしょうと思っていました。
でも、解説を聞くとそのコストのもたらす結果の違いにびっくりします。
長期にわたって運用すると…
わたしはウェルスナビで20年の運用を想定していますが、税込み1.08%を20年分とすると、最終的にウェルスナビに支払うのは21.6%です。
20年がんばって投資して、やっと得られた資産が20%持っていかれる。
(正確に言うと預かり資産の年率1.08%の20年分です)
これは大きい。自分のこととして考えると納得の説明です。
さらに手数料のほかに国に支払う税金が約20%。
どんどん少なくなるよ…
両学長は、初心者ならロボアドはいいかもしれない、と言われていましたが、もうわたしは投資信託をはじめています。
ウェルスナビをつづける理由がなくなりました。
迷わず2019年7月末に解約しました。
ウェルスナビで1年3ヶ月運用した結果は?

これが最終的にわたしが解約した時の画面です。
2018年4月に30万円 入金
月々2万円 入金
2019年5月に増額50万円 入金
トータル112万円を払い込み
2019年7月 1,157,091円
運用益は +3.31% 37,091円
この利益が高いのかどうか、よくわかりませんが利益が出たことは純粋にうれしいです。
投資の初心者にいろいろ教えてくれたウェルスナビさんには感謝しています。
解約の理由その2 自分でファンドを選べないもどかしさ

同じく、最終的に解約した時のポートフォリオです。
6つの資産クラスに分散投資している中で、最後まで一貫して運用損益がマイナスだったのが日欧株(VEA)と新興国株(VWO)でした。
わたしも分かりますよ。いろんな資産クラスに分散するのが安全な運用だと。
でも、だんだん感情で思う部分も出てくるんです。
毎月毎月、評価損を出して、新しい投入資金が入れば評価損が少なくなるんじゃないか。いつかプラスに転じるんじゃないか。
日欧株・新興国株の二つは一向にプラスにはなりませんでしたね。
プラスもありの、マイナスもありのなら納得もできるのに。ずーっとお金をつぎ込んでプラス運用できないなんて、ここはしばらく新規資金を止めたいな。でも、できない。もどかしい。
しかも日欧株(VEA)は運用に充てたくない日本株が入っているでしょう。
そんなとこより、利益の出てる米国株(VTI)にまわして欲しいと何度思ったか。
インデックス投資を勉強した今なら、ウェルスナビの方針が理解できるわけですが、そもそもの資産配分を自分で出来ないことがはじまりの、ちょっとした不満でした。
これからは自分の決めたポートフォリオで運用します。
もしも、時間も手間もかけたくないなら、今でもロボアドバイザーは選択肢のひとつだと思っています。
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