e-TAXのID・パスワード発行方法 税務署へ申請に行く
10月になって少し気は早いのですが確定申告の準備をスタートしました。
早いのは分かっているので、準備の準備です。
まずは確定申告をネットで申告完了できるe-TAXを申し込みます。
確定申告を準備する理由
●投資信託デビューしたので大儲けしてもいいように(源泉徴収あり口座なので不要と思います)
●投資信託で大赤字を出して損失の繰越控除を申請するため(可能性はありますが、これはイヤだ)
●ふるさと納税をして地方自治体へ寄付の心に目覚めたから(税金を取り返したい、その気持ちが上回るかもしれません)
●医療費控除を受けるため(病院にお世話になってないので不要ですが、寿命が縮まる経験をしたためそろそろ身体からサインが来てもいいころあい)
そして、一番大きな理由はリベラルアーツ大学の両学長の言葉に大きく影響を受けたから。
正確なことばは忘れましたが、確定申告についての発言でした。
確定申告って税金とかお金の計算がむずかしくっていやだ、という人がいますよね。その考え方じゃいけないんです、どうにかして払った税金を取り戻そうとするのが確定申告であって、どう自分の生活を確定申告に結びつけていこうとするか、それがだいじなんです。
こういった意味だったと思います。
びっくりしましたね、そんな考え方をする発想がいままでありませんでした。
わざとややこしい方・難しい方へと向かう発想?
飼いならされて税金を払うことに疑問さえ浮かばなくなっていた自分にはとうに無くなっていた発想でした。
国からお金を取り戻すことが本当の意味での「当たり前」だったのに、その大前提がわたしにはすっぽり抜け落ちていたんだと気付いて、本当に目からウロコでした。
つぎの確定申告をするかどうかさえ未定ですが、戦うための武器としての「確定申告」、準備だけはしておきます。
そんな気合い入れるものでもないのでしょうが、思い立ったが吉日
地元の税務署へ行ってきました。
ID・パスワード方式が導入されe-TAXがより簡単になります
そもそもe-TAXはネットで確定申告をできるようにしたシステムです。
それまでは税務署に直接行くか、書類を郵送するしかありませんでした。
e-TAXならネットで必要事項を入力して送信するだけ。
還付金を受け取るのも早くなります。
平成29年分まではe-TAXを使うために「マイナンバーカード」や「ICカードリーダライタ」が必要でしたが、平成30年分からはID・パスワード方式になり不要になりました。
e-TAXのメリット
●申告書の郵送費や税務署提出のための交通費がかからない
●税務署で作成・提出するよりも還付金の早期受取が可能
●添付書類を提出・提示する必要なし(5年間の保存義務あり)
e-TAX「ID・パスワード方式」のメリット
●マイナンバーカードを発行する手間が省ける
●ICカードリーダライタを買わなくていい
ネット環境さえあれば事前にID・パスワードを発行してもらうだけでe-TAXができるということです。そして発行してもらえるのは税務署のみ。管轄でなくともどこの税務署でもOKです。
いざ地元税務署へ
開庁時間は平日 8:30から17:00
その日は10時ころ到着しました。
長い人生で2度目くらいでしょうか。今まで縁のないところでした。
入口のタッチパネルで訪問目的を選び… ん?目的?
「提出」? いや「相談」か? いや違う「納税」? いやいやいや…
ひとりでわちゃわちゃしていると、見かねた職員さんが出てきて助けてくれました。
いつも思います。落ち着きが欲しい。
待つひとがいないのですぐに対応してもらえました。
税務署ってこんなに空いてるの?
さっそく要件を話すと、PCが何台も設置されたエリアに通され、
本人確認できるものを見せることに。
本人確認のため「マイナンバーカード」「免許証」「保険証」など必要です。
わたしは運転免許証を見せました。
職員さんは「すでにIDを発行しているか確認します」と調べ
未発行の確認が取れたのでID発行作業へ
といっても、するのはわたし。
はい、申請に来たひとがPCに名前と住所と生年月日など必要事項を打ち込むのです。
職員さんは横でマウス操作とアドバイス。
ふたりの共同作業というわけですね。
一体感が生まれる前に入力完了、職員さんはプリントアウト操作。
プリンターから出てきたID・パスワード用紙を手渡されます。
16桁のIDと自分で考えたパスワードがプリントされています
パスワードは英数字で8文字以上。
あらかじめ考えてから行くことをおすすめします。
これでID・パスワード発行完了です。ここまで数分。
あっという間の手続きでした。
今の時期どこの税務署でも空いているのでしょう。
時間のある方はお早めに。
あなたのための確定申告です。
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