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【2021年6月期】分配金を発表 米国ETF VOO/QQQ/VGT/SPYD/HDV 57,665円
このところ資格勉強に忙しく、もう3か月経った?というのが実感です。
それって自己投資をしつつ無駄に投資成績に一喜一憂しない、ほったらかし投資にもなって、結果的にいいことづくめですね。
それでは第2四半期、4-6月の分配金を見ていきましょう。
VOO 利回り1.86%
私個人の利回り 5.2868ドル(直近1年分配金) ÷ 283.48ドル(私の取得単価) X 100 = 1.86%
税引き前分配金 260株×1.3329=346.554ドル
外国税・国内税を引いた手取り 248.85ドル 27,505円
QQQ 利回り0.66%
(注)例によってQQQは遅く、入金は8月頃でしょうか?
8/2 追記。QQQ入金あり、反映させました。
税引き前分配金 636株×0.39679=252.35ドル
手取り 181.5ドル 19,636円
VGT 利回り0.84%
税引き前分配金 158株×0.5862=92.61ドル
手取り 66.6ドル 7,275円
SPYD 利回り4.90%
税引き前分配金 69株×0.398912=27.52ドル
手取り 19.82ドル 2,168円
HDV 利回り3.61%
税引き前分配金 17株×0.810317=13.77ドル
手取り 9.95ドル 1,081円
SMH 利回り0.59%
今年2月に仲間入りしたETFです。
SMHの分配金は年に1度、12月だけです。
米国ETF 分配金合計 57,665円
手取り 526.72ドル 57,665円
「分配金は再投資に」と公言していましたが
『分配金はドルのまま保有』します。
コロナ収束の未来がかすかに見えはじめ、そうなった時まったく展開が予想つかないため手持ち資金にまわします。
いざという時の取れる選択肢を増やすため。
【お金のなる木】インカムゲイン
2021年3月分配金 57,653円
2021年6月分配金 57,665円
2021年の分配金 (57,653円+57,665円+9月分配金+12月分配金) 115,318円
2021年の月平均分配金 19,219円
2021年の見込み分配金 約270,000円
累計分配金 406,169円
【お金のなる木】資産評価額推移
2021年1月 6,101万円
2021年2月 6,230万円
2021年3月 6,629万円
2021年4月 6,867万円
2021年5月 6,908万円
2021年6月 7,323万円
2021年7月 7,452万円
【解説】
この分配金をまとめる時にいつも思うんです。
毎年の分配金が100万円です、とか200万円ですという人はいいなぁと。
高配当系の利回りの良さへのあこがれみたいなのはいつも感じますね。
私の場合、総資産から得られる年間配当金の利回りは0.3%程度ですから。
しかし
投資のリターンはインカム(配当金)だけじゃありません、キャピタル(資産増)もあります。
ふたつの合計、トータルリターンで見なければ意味がありません。
ためしに、5つのETFでトータルリターンの比較をしてみました。
チャートは私の値動きではなく、公表されている数値のものです。
使ったツールはETFreplayです。
直近3ヶ月 5ETFのトータルリターン
2021/4/5~2021/7/2
直近3ヶ月では、QQQとVGTの良さが際立ち、SMHが一人負け状態ですね。
5月6月に限ればSPYDがトップです。すごい。
直近6ヶ月 5ETFのトータルリターン
2020/12/31~2021/7/2
直近6ヶ月間にレンジを広げると、SPYDが断トツの1位。
頭一つ飛び抜けてて、QQQ・SMH・VGT・VOOがどんぐりの背比べ状態です。
6か月レンジではSMHもそこそこの成績をあげています。
直近1年 5ETFのトータルリターン
2020/7/2~2021/7/2
直近1年ということは、コロナショックで激減したところからの急回復相場です。
どれもほぼ右肩上がりでSMHとSPYDの好調さが際立ちます。
SP500連動VOOに大差をつけるSPYDのパフォーマンスがすごいですね。
直近3年 5ETFのトータルリターン
2018/7/2~2021/7/2
そして、3年のレンジで見てみると…
SMH・VGT・QQQがVOOを上回る成績です。
相対的にSPYDが物足りなく見えてしまいますが、考えてみればSPYDは年率8%の成長、そしてコンスタントに配当金を出し続ける。
これって保有している人にはこの上なく心強い存在ですよね。意外な魅力の再発見です。
まとめ
4つの期間で比較してみましたが、結局は切り取る期間によってパフォーマンスは全然違ったものに見えるということです。
つまり、自分の見たいように見られるということ。
みなさん一人一人が頭に描く航路があると思います。それを一番かなえてくれるのはどれかを考えるだけです。
大事なのは、自分が長期・短期どの視点でETFを保有するか、そして収益を取るか安定を取るか。
そのリスク許容度と自分の心の落としどころということになります。
私の方針はこのままキープしようと思います。
配当金がうらやましくなったら、いつでも取り崩せばいいだけなんですから。
興味がある方は、ETFreplay を使っていろんなETFに置き換えて遊んでみてください。
航路の再確認はたのしいですよ。
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